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BC-1001
1965年12月に東芝が初めて発売した電卓(京浜、京阪神地区、全国発売は1966年4月から)。
テンキー式10桁。
自社で開発した高性能トランジスタを使って完成させた。
239(H)×403(W)×458(D)mm。
重量 約18kg。
定価 375,000円。
現金定価 360,000円。
あやまって破損しても保障する動産総合保険が付いていた。
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東芝のマスコット東芝エスパー
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BC-1411
1966年12月に発売された東芝2代目の電卓。14桁1メモリ。価格は390,000円
(月賦定価 420,000円)だった。
技術的にはメモリー部分に初めてコンデンサー・メモリーを採用することで部品点数の削減、小型化を実現した。
外観はキーボード部分にディスプレイ部分が載った形をしているが、内部は8枚のキーボードが垂直に並んでいる。スマートに見せるための工夫で、初期の電卓の中ではデザインが秀逸。
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日本経済新聞 19666.12.8.
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→ 基板
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Photo
courtesy : Mr.T.Yoshida
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BC-1201
1967年5月に発売された東芝初期の12桁オールトランジスタ製デスクトップ電卓。自社製の高性能トランジスタ、ダイオードを使用した当時としては世界トップレベルの小型機。
332(W)×419(D)×202(H)mm。
当時の定価(現金定価) 219,000円。
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日本経済新聞 1967.5.8.
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BCT-1211
1967年5月に発売された世界で初めてタイムシェアリング(時分割)方式を採用した全IC化の電子式卓上計算機。
本体1台に子機8台を連結することができる。
価格は子機8台がついて210万円だった。
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BC-1412
1968年発売された。
充実した演算機能をそなえた標準機。
310(W)×408(D)×155(H)mm
当時の価格 270,000円。
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日本経済新聞 1968.3.11.
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BC-1621
1968年に発売された。
2つの16桁メモリーがついた高級万能機。
当時の価格 350,000円。
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BC-1622
1968年発売された。
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BC-1401
1968年12月1日に発売された東芝最初のMOS-IC 搭載電卓。ICの中でも集積度の高いモスICを全面採用することで、トランジスタ、ダイオード、コンデンサーなどの回路部品を一挙に200分の1にした。
重さはわずか3.8kg で、引き出しにすっぽり入るコンパクトタイプ電卓。
部品数の大幅減少で内部構造がスッキリし故障しにくくなった。
数字とキーが同一平面で見ることができるため非常に読み取りやすくなった。
小数点は浮動、指数両用可能。
表示窓は角度調整機能と特殊偏光版の採用で反射光を2重に防止した。
東芝だけの動産総合保険が付いており、盗難、火災、取扱い不注意による破損などにも対応した。
当時の価格は190,000円。
BC-1401の仕様
桁数
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表示14桁、置数14桁
加減算:14桁
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小数点方式
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浮動、指定(指定位置0,2,4,6桁)
小数点方式
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演算素子
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MOS-IC、Tr、D
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クロック・パルス
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25KHz(Kc)
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電源
消費電力
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AC100V(使用範囲85〜110V)
11W
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大きさ
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289(W)×365(D)×155(H)mm
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重量
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3.8kg
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日本経済新聞 1978.12.5.
米国で投票経過を分析するのに用いられた。
取扱説明書
<操作キー説明>
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BC-1413P
1969年に発売された。
計算と記録が同時にできるプリンター付き電卓。
当時の価格 370,000円。
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BC-1211S
1969年に発売された。
除算機能をなくしたことで12桁1メモリーで125,000円という当時最も安い価格を実現した。
売上計算や伝票集計の多い一般の商店や医院、家庭向けの電卓。
220(W)×285(D)×111(H)mm。
2.8kg。
125,000円。
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Photo
courtesy : Mr.Toshifumi Yamamoto
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BC-1202
1969年にBC-1211Sとあわせて発売された。
BC-1211Sと異なり除算機能は付いているが、メモリー機能をはずすことで135,000円という価格を実現した。
煩雑な計算事務を行うオフィス向けの電卓。
220(W)×285(D)×111(H)mm。
2.8kg。
135,000円。
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日本経済新聞 1969.4.30.
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BC-1212
1969年に発売された。
当時の価格 155,000円。
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BC-1612
1970年に発売された。
当時の価格 198,000円。
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BC-1213
1970年に発売された。
価格は右のパンフレットでは139,000円と記載されているが、電子科学では198,000円となっている。
→電子科学1970年7月号記事
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Photo
courtesy : Mr.Martin Willemsen
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BC-1415P
1970年に発売された。
高速ラインプリンター方式を採用した。
LSI・14桁・メモリー・定数スイッチなどあらゆる機能を備えた超高性能実用機。
284(W)×450(D)×149(H)mm。10kg。
220,000円。
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日本経済新聞 1970.8.22.
東芝トスカル BC-1415P
<スペック>
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BC-1414
BC-1414は1971年発売された14桁の卓上電卓シリーズの1つ。
デザイン的には丸ボタンでキャリングケース付いているなど非常にレトロ感あふれるものになっている。
220(W)×311(D)×115(H)mm。重量 3kg。
当時の価格145,000円。
BC-1414 汎用機
BC-1421 BC-1414に1メモリ追加したもの
BC-1415P ラインプリンタ方式を採用したプリンタ機種
BC-1422P BC-1415Pに1メモリ追加するとともに印字速度を大幅に向上させたもの
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Courtesy of Mr.T. Hirano
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BC-1421
1971年に発売された。
当時の価格 165,000円。
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Photo
courtesy : Mr.T.Yoshida
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BC-1002
BC1002は、BC-1011と同じく1971年に発売された10桁シリーズの卓上計算機である。演算素子としては東芝が電卓用に独自に開発したLSIを3個使用し、安定した性能とコンパクト化を実現した。
BC-1002は、手や指の大きさに合わせたB5版「ジャストサイズ」で、表示は10桁だが14桁まで計算ができ、価格は95,000円と当時の携帯型と比べ少し高いだけであった。表示部分にフードを付け、表示部をみやすくするとともに、開閉と同時に電源がオンオフするようになっていた。
BC-1011は、BC-1002に1メモリを追加したのものでキーが3個(AAキー、Tキー、Sキー)多く付いている。
182(W)×257(D)×88(H)mm。重量 1.9kg。
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Source
: Joerg Woerner
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BC-1011
1971年5月に発売された。
ジャストサイズ電卓 BC-1002 に1メモリを追加したもの。
東芝が初めて電卓用として量産化に成功した「汎用LSI」を使用している。
特徴として、表示桁数は10桁だが、演算結果が10桁を超えた時はキー操作で表示数を右へ1桁ずつシフトすることで最大14桁まで演算できた。また、「AA」キーをロックすることで累計計算ができた。
サイズ 182(W)×88(H)×257(D)mm。重量 1.9kg.
115,000円。
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Inside of BC-1011
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Photo
courtesy : Mr.T.Yoshida
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BC-1215
LSI電卓。
154(W)×227(D)×54(H)mm。1.2kg。
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Courtesy of Mr.T. Hirano
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BC-1216P
1971年に発売された。
当時の価格 149,800円。
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<スペック>
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BC-1491GR
1971年に発売された。
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BC-1421G
1971年に発売された。
当時の価格 190,000円。
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BC-1492PR
1972年に発売された。
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BC-1217
1973年に発売された。
当時の価格 55,000円。
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BC-1424
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BC-1218P
1973年に発売された。
当時の価格 98,000円。
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Photo
courtesy : Mr.Toshiro Hata
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HOMELAND 1211
1973年に発売された。
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HOMELAND-1213P/1214V
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Photo
courtesy : Mr.Toshiro Hata
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HOMELAND 1212S
1973年に発売された。
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HOMELAND-1216
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