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カテゴリ:植物放浪
ヒメジャモントウ(Myrialepis paradoxa) 加工されている籐製品の籐とはヤシであるということがわかってびっくりした。材が工芸的に利用されているのはヤシ科トウ類11属の中の80種。トウ類はマレーシア熱帯地域では「ロタン」と言われてつる性である。家具の原料となる籐の多くはトウ属(Calamus)の茎を利用する。今年のシンガポール植物園訪問の最大の目的はこのつる性のヤシを見ることだった。 伸びている様子をとらえたくて上を向いて撮影したもの。ピントが上手く合わなかったが、葉がついている様子もわかる。 茎の鉤状刺。この刺で他の樹木につかまり、伸びていく。 複葉。
複葉の先の葉軸先端は50~60センチまで伸び刺をつけていて、私の傘をとらえてしまった。 原産地はインドシナ~マレーシア。幹や葉軸に鋭い刺があるため、あまり栽培されてない。 08年1月8日シンガポール植物園Singapore Botanic Gardensにて撮影 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.01 18:09:44
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